2017年12月17日日曜日

小網代の森に行ってきた

前から気になっていた小網代の森に行ってきた。小網代の森は神奈川県・三浦市の浦の川の河口付近と周辺の森を整備して散策できるようにした自然保護地域。一度は見ておきたかった。
小網代の森

で、見てきたけど湿地狭い! 12月の乾燥した時期なので干上がり気味だしそもそも山間の谷間なので傾斜があって水が滞留するのは難しい地形。ススキに似たオギの群落があったが12月だとすでに枯れているので寒々しいことこの上もない(実際寒かったけど)。この時期に行くものではない。周辺の山々も横須賀の特に貴重でも何でもないごちゃごちゃした森林で苔むした山道みたいなのを想像してると裏切られた感が半端ない。遊歩道周辺の木々は切り倒されているので森の中を散策してるような雰囲気ではない。尾瀬のような景観地を想像していたが期待はずれだった。湿地と言ってもミズゴケが生えていないと希少感は感じないな。夏どうなってるのかわからないが冬に行くものじゃないと思った。あと自然保護とは言え入場料を取らず補助金や協賛に頼った運営でこの先やっていけるかどうか・・・。汽水域の干潟あたりは良かった。アカテガニ見たかったが整備中のため入れず。
あと目的の一つに湿地整備のやり方を見たいというのがあった。ところどころ杭を打って板を渡して流れを止めていたのは流速を抑えるためか。増水時は意図的に周囲に溢れさせていると思う。あと水路を掘って人工的に水を分散させている。周辺の山は所々人が入れないぐらい笹が密集していたのでこの辺も放っておくと笹に侵略されると思う。笹の伐採は結構人手が必要なはずで将来的な維持管理に不安が残った。

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