2017年12月22日金曜日

冬至の日のミズゴケ

今日は冬至ですよ! 一年で一番日が短い日ですよ。今年は12月にしては例年より寒く真冬並みの寒さ。ミズゴケは相変わらず夜は家の中に戻している。ほとんど成長してないし状態もあまり良いように見えないが現状維持は出来ているのでとりあえず満足するしか。とにもかくにも日照時間が短すぎる。この冬は最低気温15℃を下回らない事を目標に昼は外に、夜は家の中で管理していたがそれで大丈夫なようだ。1~2月は今よりもう少し寒くなるだろうがこれから日照は回復するのでまず問題にはならないだろう。


2017年12月17日日曜日

小網代の森に行ってきた

前から気になっていた小網代の森に行ってきた。小網代の森は神奈川県・三浦市の浦の川の河口付近と周辺の森を整備して散策できるようにした自然保護地域。一度は見ておきたかった。
小網代の森

で、見てきたけど湿地狭い! 12月の乾燥した時期なので干上がり気味だしそもそも山間の谷間なので傾斜があって水が滞留するのは難しい地形。ススキに似たオギの群落があったが12月だとすでに枯れているので寒々しいことこの上もない(実際寒かったけど)。この時期に行くものではない。周辺の山々も横須賀の特に貴重でも何でもないごちゃごちゃした森林で苔むした山道みたいなのを想像してると裏切られた感が半端ない。遊歩道周辺の木々は切り倒されているので森の中を散策してるような雰囲気ではない。尾瀬のような景観地を想像していたが期待はずれだった。湿地と言ってもミズゴケが生えていないと希少感は感じないな。夏どうなってるのかわからないが冬に行くものじゃないと思った。あと自然保護とは言え入場料を取らず補助金や協賛に頼った運営でこの先やっていけるかどうか・・・。汽水域の干潟あたりは良かった。アカテガニ見たかったが整備中のため入れず。
あと目的の一つに湿地整備のやり方を見たいというのがあった。ところどころ杭を打って板を渡して流れを止めていたのは流速を抑えるためか。増水時は意図的に周囲に溢れさせていると思う。あと水路を掘って人工的に水を分散させている。周辺の山は所々人が入れないぐらい笹が密集していたのでこの辺も放っておくと笹に侵略されると思う。笹の伐採は結構人手が必要なはずで将来的な維持管理に不安が残った。

2017年11月27日月曜日

冬でも青々、ミズゴケ栽培


今年は通年で青々と栽培するのを目標として夜は室内に取り込んでいる。去年の今頃はとっくに冬枯れしていたのでとりあえず目論見どおり成功していると言っていいだろう。最低気温は外気で7℃、室内で14℃ぐらい。日中は外に出してるが15℃ぐらいだろうか。直射日光に当たってる何所は20℃程度はあるようだ。日照時間は4時間ぐらい(冬季は太陽がお隣さんの影に隠れて日がろくに当たらない)。ほとんど成長してないが日照時間が少ないのでこれはしょうがないと思う。とにかく春までこの状態を維持できれば良い。問題点はこれからさらに室内とは言え夜中に10℃ちょっとになっても大丈夫かとか、日中さらに寒くなるが直射日光下といえ外に出して大丈夫かなど。ともかく頑張ってみよう。




2017年11月23日木曜日

湿原のお話

植物生態研究室(波田研)のホームページ
湿原の成り立ちとか高層湿原の定義とか非常にわかりやすい。ミズゴケを栽培するなら湿原のお話苔植物図鑑のオオミズゴケの項は読んでおきたい。私は大学はもっと知識を社会に還元するべきだと考えるのでこういうページは大変よろしいと思う。

2017年10月26日木曜日

今年のテーマはミズゴケの冬越

台風21号、22号の前後で雨が続き非常に寒い! 最高気温16℃、最低気温11℃とかもう冬の気候ですよ! 去年の例だと10月下旬から紅葉し11月で全部冬枯れしたが今年はもっと早いだろう。春になったら復活するので枯れるの自体は問題ないが勢いが付くまで時間かかるのでできれば一年中青々と育てたい。そこで今年のテーマはミズゴケを冬枯させる事なく越冬させる事。日中は外で陽の光をあてて夜に家の中に回収する。毎日の出し入れはめんどうだが農家が使うようなビニールハウスがあるわけないのでしょうがない。もっともあったとしてもミズゴケの価値は冬の灯油代がペイするほど高くないと思うが。
しかし自生しているオオミズゴケは冬はどうしてるんだろうね。必ず冬枯れするは思えないのだが・・・。湿地とか森の中だと最低気温はそれほど下がらないのだろうか。





もう一つ。こっちは9月に植えて2ヶ月ほど育てたミズゴケ。こちらは発泡スチロールのトレイに穴を開けて吸水布を垂らして底面給水にしてある。一応散水の手間を省く目的で作ったが、我慢できずに毎日水をやってるので今のところ何も違いはない。意味なかった。






2017年9月22日金曜日

秋もミズゴケの季節

9月に入って最高気温が30℃を切る日も多くなってきたのでそろそろ遮光を止めて成長を見守る。暑すぎたためか8月はほとんど成長しなかった。写真の左側とか正常なら緑色のはずのミズゴケが茶色く変色している。遮光して35℃は越えていなかったはずだが・・・原因不明。涼しくなってこれから成長してくれると思うけど果たして?



2017年8月17日木曜日

6~8月は遮光が必要

今年の天気はいろいろおかしい。写真を見比べて気がついたが6~7月はほとんど成長してない。がっつりすだれ(遮光率80%ぐらい?)を掛けた方が成長が良かったのでさすがに暑すぎたようだ。8月に入って雨が降るまでは日差しも強く本当に暑かった。ミズゴケはわりと暑いのは平気だと思っていたが30℃を超えての直射日光はさすがに良くないようだ。自生地の湿地には日差しを遮るような木は生えていないはずだから夏の直射をもろに受けているはずだが湿地だから周辺温度が低いので大丈夫なんだろう(適当)。
増やすためにちょくちょく切り落として別の鉢に植え付け中。場所さえあればもっと増やせるんだが勝手にそこらの山に植えたら怒られるよな・・・



2017年7月9日日曜日

梅雨はミズゴケの季節

九州が大雨で大変なことになっていますが関東は全然降ってません。困ったことです。7月上旬になると日中気温も30℃を超えるようになりそろそろ遮光が必要です(基本50%で真夏の糞暑い日中はさらによしず)。直射日光自体は全然問題ありませんが水が滞留してるところに直陽があたると茹で上がるので。



2017年5月20日土曜日

ミズゴケの季節が到来

我が家で栽培するオオミズゴケは冬季はすべて枯れて茶色くなります。5月上旬ぐらいから下旬にかけて復活してきれいな緑色に戻ります。気温で言うと最低気温が15℃を超えたぐらいでしょうか。ミズゴケというと寒いところのイメージが強いですが実は暖かいところの方が栽培には向いてます。たぶん沖縄で栽培すると冬枯れせずに一年中青々と栽培できると思います。沖縄に移住してミズゴケ栽培したいです。だれか窓口紹介してください(マジ)